長年宮古馬の調査研究や保護活動を行ってきた長濱幸男さんの、活動の集大成ともいえる書籍をご紹介します。
本書には宮古馬の起源や歴史、保存活動について詳細に記述されており、馬の遺骨が出土した遺跡の一覧や、宮古馬の体高を推定した表、飼養者と馬の写真などが掲載されているそうです。
過去に同タイトルで宮古島市総合博物館が刊行した紀要に論文が掲載されています。
宮古島市総合博物館紀要第16号 – 2012年3月『宮古馬のルーツを探る』
宮古島市総合博物館紀要第17号 – 2013年3月『宮古馬のルーツを探る(続)-南島の飾り馬・江戸献上馬・册封使の乗馬と毛色-』
これらは論文なので一般の方が読むのはちょっと大変ですが、今回発刊された書籍については市内の中学校、図書館、博物館などに計20冊が寄贈されたとのことで、中学生から大人まで広く読みやすい内容になっているのでオススメです。
宮古新報さんの記事で書籍の概要がわかりますので、ぜひ参考になさってください。
宮古新報 2025年5月29日付社会・一般紙面『教育現場へ20冊寄贈 起源から保存活動への一冊 著者の長濱氏 宮古馬の過去、未来』
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URL https://gajumarubook.jp/?pid=186710442
著者 長濱幸男
価格 2,970円(税込)
ISBN 9784898052570
出版社 有限会社榕樹書林
所在地:〒901-2215 沖縄県宜野湾市真栄原3丁目8-3 大光ビルⅢ-203
TEL:098-943-7991
E-mail:gajumaru@chive.ocn.ne.jp
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