WE LOVE 日本在来馬

日本在来馬現存8種のふるさと

日本在来馬のふるさとマップ
北海道和種ほっかいどうわしゅ(どさんこ)北海道道南地域
木曽馬きそうま長野県木曽地域の中部山岳地帯
野間馬のまうま愛媛県野間地域(現・今治市周辺)
対州馬たいしゅうば長崎県対馬市(対馬島)
御崎馬みさきうま宮崎県串間市都井岬
トカラ馬とからうま鹿児島県鹿児島郡十島村(トカラ列島)
宮古馬みやこうま沖縄県宮古島市(宮古島)
与那国馬よなぐにうま沖縄県与那国町(与那国島)

日本在来馬に会いに行こう!

日本在来馬に会いに行くだけでも、十分その日本在来馬を応援することになります。会えるスポットをピックアップしましたので、ぜひ参考にして遊びに行ってみてくださいね。

  • 日本在来馬に会えるすべての施設を網羅しているわけではありません。
  • 公式に「日本在来馬」がいるとはっきり記載されていない(例:ポニー、日本馬、日本の馬、和種、和馬など)施設については掲載しておりません。
  • 必ず会えるとは限りません。特に乗馬やふれあい等は完全予約制の場合もあるため、詳細は各施設まで事前にお問い合わせください。
  • 施設の事情によって推奨する問い合わせ方法が異なります。馬関連施設は外作業やお客様対応が多いお仕事ですので、ご迷惑とならぬよう確認の上お問い合わせください。
  • 最終入場時間やラストオーダーなどは営業時間とは異なりますのでご注意ください。
  • 施設情報は予告なく変更になる場合があります。
  • 情報は個人調べですので、変更や追加に対応しきれない部分もございます。もしお気づきの点がございましたら、お手数ですが管理者までご連絡いただけますと幸いです。

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馬とのふれあいマニュアル

日本在来馬に限らず、どんなお馬さんに会いに行く時にも守ってほしいルールや、知っていると役立つかもしれない知識があります。何度でも読み返して意識してもらえると、人も馬もみんなHAPPYです。

管理者さんが決めたルールは絶対守りましょう

施設の管理者は、馬と人の両者の安全のためにルールを決めています。

管理者側も、みなさんに馬と仲良くなってもらいたくて施設を開放しています。
決していじわるであれこれ禁止しているわけではないのです。

「あそこではOKだったのに、ここではNGなの?」ということもあるかもしれません。
場所によってそれぞれにルールがありますので、その都度確認するようにしましょう。

特に日本在来馬は一見野生馬のように自由に暮らしている馬もいますが、団体または個人によって保護管理されていますので気をつけましょう。

お馬さんとなかよし🥕Q&A

Q
お馬さんに触ってもいいですか?
A

触ってみたい場合は、管理者さんに確認してからにしましょう。

馬たちを保護するため、または個々の馬の性質によっては、触れることを禁止している馬もいます。
そうでない馬であっても急に触ると驚いて暴れる場合があり、馬にも人にもお互いにとって危険です。

勝手に乗ろうとしたり、たてがみや尻尾を引っ張ったり切り取ったりするなど言語道断です。
見学者のルール違反・マナー違反が目に余るため、見学受け入れを中止した施設もあります。

管理者さんにきけば、馬が触られると嬉しい場所や嫌な場所を教えてもらえたり、ブラッシング体験をさせてもらえたりすることもありますので、ルールを守って優しい気持ちでお馬さんのぬくもりを体感してみてください。

Q
ニンジンを持ってきました。食べさせてもいいですか?
A

エサを与えてみたい場合は、管理者さんに確認してからにしましょう。

実は馬の主食は牧草で、あくまでもおやつとしてニンジンやリンゴ、氷砂糖などの甘いものを与えることもあるという程度です。

持って行ったニンジンの量などを見て与えさせてくれる場合もあれば、寄付として受け取ってもらう形になる場合もあります。
馬の健康管理のため、一切受け付けていない所もありますのでご理解ください。

馬がお腹を壊すことは、命の危険につながります。
馬たちが元気でいるために、管理者は一生懸命食事内容を調整しています。

人間にとって美味しくても、馬にとっては毒になるものもあります。

悪いものを食べてしまって具合が悪くなっても、馬の体には吐き戻す機能がありません。

その辺に生えている草や落ちている牧草なら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、細菌などに感染する恐れもあります。

エサやり体験メニューが用意されている場合は、そちらを利用するとよいでしょう。

Q
馬は人を噛みますか?
A

馬が嫌がることをすれば、噛むこともあります。

よく人に馴れている馬であればむやみに噛むことはありません。

噛みグセのある馬がいる場合は、近づかないよう管理者から注意が入ることもあります。

そうでない場合でも、馬の鼻先に手や頭や肩などを近づけている時に、馬が口をもぐもぐしてきたら気をつけてください。
「食べ物かな?」と思って噛むことがあります。

100メートルくらい遠くからでも知っている人が来るとわかるくらい鼻は利くハズなのですが、口元に何かあると気になって噛んでみたくなるようです。

Q
馬に蹴られそうで怖いのですが?
A

やみくもに怖がる必要はありません。

馬は視界がとても広く、周囲350度を見渡すことができます。
いつどこから肉食動物に襲われてもすぐ気付けるようにするためです。

ただ、真後ろ10度の範囲だけは見えませんので、そこから急に人や動く物などが視界に飛び込んで来ると驚いて蹴ったり走り出したりする可能性があります。

真後ろには立たないように気をつけ、静かに声をかけつつ横からゆっくり近づくようにしましょう。

それとは別に、ハエやアブの季節には注意が必要です。

虫は特に柔らかい内ももの辺りを狙って飛んで来るので、それを嫌がった馬が脚を蹴り上げたり地面を強く踏みつけたりすることがあります。
巻き込まれないように気をつけてください。

騎乗中に馬がこの動きをすると急にガクッとバランスが崩れることもありますので、虫除けスプレーを適切に使用するなど、できる限りの対策をしておきましょう。

Q
「馬の耳に念仏」と言いますが、念仏が聞こえないくらい耳が悪いのですか?
A

とんでもありません。馬はとても音に敏感ですから、急に大きな音を出して驚かせないようにしましょう。

なんなら人間が聞こえる音域より広い範囲の音が聞こえますし、耳の周りの筋肉が発達しているので180度くるくると動かして気になる方向の音を拾うこともできます。

ちなみに「馬の耳に念仏」は「耳が聞こえない」という意味ではなく「馬に何言ったって理解なんかできないから無駄なのと同じで、その人には何を言っても響かないよ。」という意味のことわざですが、これはちょっと馬のことを侮りすぎではないでしょうか。
馬は人の指示をよく聞いて学習し、長期的に記憶することもできます。

人の気持ちにも敏感で「馬のことを怖がっている」とか「馬のことをみくびっている」とかも全部伝わります。ですから、こちらの気持ち次第で馬の態度も変わってきます。

馬の感情は耳に表れるといわれていて、興味がある時はそちらに耳をピンと立てて聞こうとしますし、リラックスしている時は穏やかにこちらの言葉に耳を傾けます。
眠かったり調子が悪かったりすると耳を後ろに倒します。

さらに、耳が見えなくなるほど後ろにギューっと引き絞っているときは、ものすごく怒って威嚇している状態なので刺激しないようにそっと距離をとりましょう。危険です。

馬にとって一番大事なのは「安心で快適」であること

完全草食動物の馬は、捕食者である肉食動物に命を狙われる側の被食者です。

よく「馬は臆病な動物」などと表現されますが、それはただ「おとなしい」という意味では決してありません。
安心で快適な状況を脅かされるようなことがあれば、噛み付いたり蹴ったりして反撃することだってあります。

過剰に興奮することは馬にとっても大変なストレスとなり、命の危険も伴います。

日本在来馬は小型とはいえたいていの人間よりは大きいですから、力で制止するのは難しいです。
興奮して暴れてしまった時はもちろんのこと、たとえ馬にとってはただ遊んでいるだけの行動であっても人間にとっては大事故になることがあります。

いきものと関わる上で、100%安全ということはあり得ません。
「馬優先」の気持ちを常に意識して、馬との信頼関係を築きながら、ふれあいを楽しんでくださいね。

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