東京農業大学北海道オホーツクキャンパスの平山博樹教授らの研究グループが、道立総合研究機構から30年前に凍結保存された受精卵を譲り受け、2024年6月に大学で飼育する馬の子宮に移植しました。
そして2025年5月25日、めでたくオスの子馬が誕生!
7月中旬現在84kgまで成長し、元気に過ごしているとのことです。
馬の繁殖は自然交配が中心で、牛や豚に比べて人工繁殖の技術が進んでいません。
30年もの長期にわたって保存された受精卵から子馬が誕生するのは非常に珍しいことです。
北海道和種(どさんこ)だけでなく、他の日本在来馬にもこのような研究技術を応用し、種の保存に活用していってもらえるといいですね。
東京農業大学ニュースリリース
2025年6月2日
研究成果(共同)「30 年間保存した凍結受精卵から子馬が誕生」 | 北方圏農学科 平山 博樹 教授ら | 東京農業大学
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メディア情報
NHK 北海道 NEWS WEB(2025年5月30日)

30年間凍結の「どさんこ」受精卵から子馬誕生 東京農大|NHK 北海道のニュース
【NHK】30年もの間、凍結保存されていた北海道の在来馬、「どさんこ」の受精卵で子馬を誕生させることに、東京農業大学の研究グループが成功しました。…
大学ジャーナル ONLINE(2025年6月4日)

30年前の北海道和種馬(ドサンコ)の凍結受精卵から子馬誕生 東京農業大学
東京農業大学北海道オホーツクキャンパス(網走市八坂)の平山博樹教授らの研究グループは、30年間凍結保存されていた受精卵から、北海道の在来馬「北海道和種馬(ドサ
withnews(運営:朝日新聞社/2025年7月13日)

30年間保存した凍結受精卵から子馬誕生 卒論の学生ら献身
30年間液体窒素の中で保存されていた馬の凍結受精卵から、元気な子馬が生まれました。研究グループの中核を担ったのは、卒業論文研究の一環として取り組んだ北海道・網走のキャンパスで学ぶ学生たち。30年もの間、保存された受精卵から子馬が誕生した例…
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